ものもらい
正式には、霰粒腫（さんりゅうしゅ）、麦粒腫（ばくりゅうしゅ）という病名です。目の腫れや、痛みなどの症状を伴う場合があります。点眼薬だけで様子見る場合と、点眼薬に加えて目の中に入っても大丈夫な目軟膏を塗ったり、内服薬を併用したりする場合があります。
・霰粒種（さんりゅうしゅ）
まつげの生え際にあるマイボーム腺に脂肪が詰まることにより、白いできものができたり、腫れたりするのが霰粒種です。目の痛みを伴う場合もあります。脂肪が自然に吸収されることもありますが、悪化してくると自然治癒は難しくなり、手術で切開しなければ治らない場合もあります。
・麦粒種（ばくりゅうしゅ）
マイボーム腺以外の分泌線に雑菌が感染して、まぶたのまわりが化膿したものです。赤く腫れて痛みを伴います。基本的には抗生物質の飲み薬や目薬などで治療し、場合によっては切開などが必要になることもあります。