ドライアイ

診療内容

涙の量が減り、涙の質が低下することによって、角膜(黒目)が乾燥して傷つき、様々な不快症状が出る疾患です。眼が乾く、疲れやすい、ゴロゴロして異物感がある、充血、かすみ目などが代表的な症状です。

ドライアイは、「涙の水分が少ないタイプ」と「涙のあぶらが足りないタイプ(マイボーム線機能不全)」がありますが、最近の研究ではドライアイの症状を訴える方の大半がマイボーム線機能不全であることが明らかになりました。
当院では、ドライアイの患者様の正確な診断ができるようidra(アイドラ)を使って検査を行います。

・涙の水分が足りないタイプの治療法
ドライアイ点眼薬で目を保湿したり、涙の分泌を促進したりします。涙点プラグを用いる場合もあります。

・涙の油が足りないタイプ(マイボーム線機能不全)の治療法
上記点眼薬も使用しますが、こちらはあぶらの分泌が低下したマイボーム線の機能を改善する為にマイボーム線圧出行ったり、特殊な光を照射するIPL(Intense Pulse Light)(イナミ社 AQUA CEL)特殊な光を照射し、あぶらの分泌が低下したマイボーム腺の機能を改善します。海外の最新のドライアイ治療ガイドラインでも推奨されており、効果的な治療法だと注目を集めています。当院では、いち早くIPL治療(※)を導入しました。

※保険適用外のため自費診療となります。
1回のIPL治療につき、病院所定の費用(6000円)を負担していただきます。